2011年4月

忘れられない撮影

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 このoggiの撮影は一生忘れられない撮影となることでしょう。

これはまさに0311東北大地震の日の震災前に撮影したoggiの記事です。

今年に入ってから3月11日まで

僕の中では、撮影全体の80%ぐらいの撮影がうまくいっていて毎回、自画自賛状態!

毎晩いい酒呑める撮影でした。

このoggiの撮影もかなり気に入ってて

今が最高の旬モデル『ヨンア』と今の水田学の撮りたい女性像がmuch!much!

さりげないけど情緒のある......水田学にしか撮れないぞ、これは......

なんて心の中で小さいガッツポーズ作って呟いてたら

コツ、コツツ、グラグラグラングラングラン

この瞬間からフォトグラファー水田学、急降下。

 

何というのか、誰しもそうだったと思いますが

一言でいえば『落ち着かない』  

この撮影以降は、撮影する気になれない。モデルの最高にハッピィな顔を撮ることが使命なのに

撮る側も撮られる側もそんな気になれるわけがない。

クライアントは広告やページに穴をあけるわけにはいかず職人に物を作るように促すが

職人たちは、どうもやる気が出ない。多分クライアントも同じ気持ちだっただろう。

このやる気の無さは何だろうと考えた結果

これは、基礎、ベース、バックグランド、バックボーン、これに気付きました。

人間、固い大地から始まり、確固たる住居の土台、そしてそこに住む家族、

そしてそこから産まれる肉親&他人との人間関係。

それがないと人間は『生きる力』『人間らしい威力』を発揮できないんだな。

被災地でもお年寄りが将来を絶望して避難所で命を落としているという報道を聞く。

これからは中年層も例外ではないだろう。

ホント人間は巨大な脳のおかげでストレスを産みだし、それに苦しめられる。

被災地の仮設住宅の建設、一刻も早く進めてもらいたいものです。

人間が人間らしく力を発揮できるように。

これからは僕も自分のベースにこだわって生きていくことでしょう。

この地震が教えてくれました。

『健全なベースの上に人間力は宿る』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時避難

 

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原発事故にともない、一時避難しております。

辛いですね。明日の視とうしのつかない生活。

子供を出身地の高知に疎開させ、僕の撮影があれば上京する生活を少しの間ですがしております。

上京中の飛行機の窓から見る空と海は、あの震災が嘘のようにとても澄み渡り美しい。

この美しい景色も自然の営みであり、あの地震も同じく自然の営み。

自然の見せる顔に双方とも違いはない。

万物共通の光と影の部分。両方あってあたりまえ、それが自然でありそして大自然。

しかし問題は

その自然からの恩恵を受けながら発展していった人間。

そして、ある適度の発展にとどまらず更に発展を続ける人間。

そのためにはエネルギーがいる。身の丈以上のエネルギーが

資源のない土地に化学反応をもってしてエネルギ−を作り出した。

『何かを得るためには何かを捨てなければならない。』(これ僕の恋愛からきた教訓)

これも万物共通の理念。

捨て忘れた物を今まさに国民ひとりひとりに浴びせかけられています。

発展=経済成長=(物理的)豊かな生活=自然破壊=さぁどうする人間?

ごめん、答えは無い。『これが人間の営みです』としか答えがない。

僕としては過去の悪業を悔い改め、ただただ、子供のために最善の道を行くそれだけ。

これが本能か。そう最後は動物の本能で乗り切るしかない!

こうやって落込んだり上げてみたり、その繰り返しです。