忘れられない撮影

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 このoggiの撮影は一生忘れられない撮影となることでしょう。

これはまさに0311東北大地震の日の震災前に撮影したoggiの記事です。

今年に入ってから3月11日まで

僕の中では、撮影全体の80%ぐらいの撮影がうまくいっていて毎回、自画自賛状態!

毎晩いい酒呑める撮影でした。

このoggiの撮影もかなり気に入ってて

今が最高の旬モデル『ヨンア』と今の水田学の撮りたい女性像がmuch!much!

さりげないけど情緒のある......水田学にしか撮れないぞ、これは......

なんて心の中で小さいガッツポーズ作って呟いてたら

コツ、コツツ、グラグラグラングラングラン

この瞬間からフォトグラファー水田学、急降下。

 

何というのか、誰しもそうだったと思いますが

一言でいえば『落ち着かない』  

この撮影以降は、撮影する気になれない。モデルの最高にハッピィな顔を撮ることが使命なのに

撮る側も撮られる側もそんな気になれるわけがない。

クライアントは広告やページに穴をあけるわけにはいかず職人に物を作るように促すが

職人たちは、どうもやる気が出ない。多分クライアントも同じ気持ちだっただろう。

このやる気の無さは何だろうと考えた結果

これは、基礎、ベース、バックグランド、バックボーン、これに気付きました。

人間、固い大地から始まり、確固たる住居の土台、そしてそこに住む家族、

そしてそこから産まれる肉親&他人との人間関係。

それがないと人間は『生きる力』『人間らしい威力』を発揮できないんだな。

被災地でもお年寄りが将来を絶望して避難所で命を落としているという報道を聞く。

これからは中年層も例外ではないだろう。

ホント人間は巨大な脳のおかげでストレスを産みだし、それに苦しめられる。

被災地の仮設住宅の建設、一刻も早く進めてもらいたいものです。

人間が人間らしく力を発揮できるように。

これからは僕も自分のベースにこだわって生きていくことでしょう。

この地震が教えてくれました。

『健全なベースの上に人間力は宿る』